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■山形新聞 2007年11月9日(金)掲載

廃材からバイオエタノール 東北カーボンが製造技術確立

山形県「平成20年度3R推進プロジェクト事業」

共同研究
企業

共同研究者

研究開発テーマ

対象資源

鞄喧kバイオマス技研 山形大学大学院
理工学研究科
・高橋研究室
・宍戸研究室
木質系バイオマスを原料とした生分解性プラスチック及びバイオエタノール製造プロセスの開発 木質系
バイオマス
 バイオマスを利用する際に排出される二酸化炭素は地球温暖化には寄与しないとされています。この性質を「カーボンニュートラル」と呼びます。東北カーボンは、持続可能な循環型社会を目指し、木質バイオマス利活用の研究開発に取り組んでいます。

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 近年では地球温暖化防止、循環型社会形成、戦略的産業育成、農山漁村活性化等の観点から、農林水産省をはじめとした関係府省が協力して、バイオマスの利活用推進に関する具体的取組や行動計画を「バイオマス・ニッポン総合戦略」として2002年12月に閣議決定しました。
  2006年3月には、これまでのバイオマスの利活用状況や京都議定書発効等の戦略策定後の情勢の変化を踏まえて見直しを行い、国産バイオ燃料の本格的導入、林地残材などの未利用バイオマスの活用等によるバイオマスタウン構築の加速化等を図るための施策を推進しています。

 東北カーボンでは、1993年の創業以来、木質バイオマスを原料とした炭化技術の研究を行ってきました。現在は、さらなる社会貢献を目指し、生分解性プラスチックやバイオエタノール製造のための研究開発に取り組んでいます。とくに原料の微粉砕技術、糖化技術など、リグノセルロース系バイオマスには欠かせない前処理技術についての研究を行っています。